基本情報技術者試験 | 2002年度 = 平成14年度・秋期 | 午前 | 問20 |
キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶と同等でも、主記憶の実効アクセス時間は改善される。 | |
キャッシュメモリの容量と主記憶の実効アクセス時間は、反比例の関係にある。 | |
キャッシュメモリは、プロセッサ内部のレジスタの代替として使用可能である。 | |
主記憶全域をランダムにアクセスするプログラムでは、キャッシュメモリの効果は低くなる。 |
解答 |
解説 |
キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶と同等であれば、主記憶の実効アクセス時間は改善されません。したがって、キャッシュメモリとしては、アクセス時間は主記憶より速いものが使われます。 | |
キャッシュメモリの容量と主記憶の実効アクセス時間は、反比例の関係にはありません。 | |
キャッシュメモリは、プロセッサ内部のレジスタの代替として使用できません。 | |
キャッシュメモリには、既にアクセスした領域が蓄えられます。したがって、キャッシュメモリの効果は、同一あるいは近い領域をアクセスするプログラムでは高くなり、主記憶全域をランダムにアクセスするプログラムでは低くなります。 |