基本情報技術者試験 | 2002年度 = 平成14年度・秋期 | 午前 | 問35 |
同じ処理を行うシステムを二重に用意し、それぞれの処理結果を照合することで処理の正しさを確認する。どちらかのシステムに障害が発生した場合は、他方だけの縮退運転によって処理を継続する。 | |
オンライン処理を行う現用系のシステムと、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系を用意し、現用系に障害が発生した場合は、待機系にオンライン処理プログラムをロードし直した上でシステムを切り替え、オンライン処理を再起動する。 | |
待機系のシステムに現用系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、現用系に障害が発生した場合は、待機系に即時切り替えて処理を続行する。 | |
一つのコンピュータ装置に、プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも、処理を継続する。 |
解答 |
解説 |
同じ処理を行うシステムを二重に用意し、それぞれの処理結果を照合することで処理の正しさを確認します。どちらかのシステムに障害が発生した場合は、他方だけの縮退運転によって処理を継続します。 | |
オンライン処理を行う現用系のシステムと、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系を用意し、現用系に障害が発生した場合は、待機系にオンライン処理プログラムをロードし直した上でシステムを切り替え、オンライン処理を再起動するのは、デュプレックスシステムです。 | |
待機系のシステムに現用系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、現用系に障害が発生した場合は、待機系に即時切り替えて処理を続行するのは、ホットスタンバイです。 | |
一つのコンピュータ装置に、プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも処理を継続するのは、フォールトトレラントシステムの一方式です。 |