基本情報技術者試験 2002年度 = 平成14年度・秋期 午前 問39

 インターネットサービスプロバイダを利用し、存在しない受取人アドレスを指定して電子メールを送信した場合の記述として、適切なものはどれか。

 ア  このようなメールは、インターネット上を転送され続けることになる。このことが、インターネットの通信負荷を増大させており、大きな問題となっている。
 イ  このようなメールは、受取人がいないことが確認された時点で、 NIC(ネットワークインフォメーションセンタ)によって廃棄される。
 ウ  このようなメールは、自分の契約しているプロバイダのDNSサーバであて先不明と分かるので、ほかのDNSサーバを探しに行くことはない。
 エ  このようなメールを送信すると、受取人アドレスが正しくないことが発信人やメールサーバの管理者に通知される。

解答

 エ

解説

 存在しない受取人アドレスを指定して電子メールを送信した場合は、受取人アドレスが正しくないことが発信人やメールサーバの管理者に通知されます。

 このようなメールがインターネット上を転送され続けることはありません

 NIC(ネットワークインフォメーションセンタ)はIPアドレスを管理する団体であり、メールの管理は行いません。

 このようなメールは、自分の契約しているプロバイダのDNSサーバであて先不明と分かれば、ほかのDNSサーバを探しに行くことになります。

 このようなメールを送信すると、受取人アドレスが正しくないことが発信人やメールサーバの管理者に通知されます。


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