基本情報技術者試験
2002年度 = 平成14年度・秋期
午前
問70
関係データベースのテーブル間に関連(外部キーによる主キーの参照)を設定する目的として、適切な記述はどれか。
ア
関係する相互のテーブルにおいて、どちらかのレコードの更新や削除を行おうとしたとき、他方のレコードに対して参照一貫性が満たされるよう、制約をもたせる。
イ
関係する相互のテーブルの格納場所を近くに配置することによって、検索、更新を高速に行う。
ウ
障害によって破壊されたレコードを、テーブル間の相互の関係から可能な限り復旧させる。
エ
レコードの削除、追加の繰返しによる、レコード格納エリアの虫食い状態を防止する。
解答
ア
解説
テーブルAの主キーが、テーブルBの項目になっているとき、その項目をテーブルBの
外部キー
といいます。
外部キーを導入する目的は、選択肢
ア
が示すように、関係する相互のテーブルにおいて、どちらかのレコードの更新や削除を行おうとしたとき、他方のレコードに対して参照一貫性が満たされるよう、制約をもたせることです。これを
参照整合性
といいます。