基本情報技術者試験
2003年度 = 平成15年度・春期
午前
問9
8ビットのレジスタがある。このレジスタの各ビットの値を
d
0
,
d
1
, …,
d
7
とし、パリティビットの値を
p
とする。奇数パリティの場合、常に成立する関係式はどれか。ここで、○
+
は排他的論理和演算を表す。
ア 0○
+
d
0
○
+
d
1
○
+
… ○
+
d
7
=
p
イ
d
0
○
+
d
1
○
+
… ○
+
d
7
=
p
ウ
d
0
○
+
d
1
○
+
… ○
+
d
7
○
+
p
= 0
エ
d
0
○
+
d
1
○
+
… ○
+
d
7
○
+
p
= 1
解答
エ
解説
パリティチェック
は、データにパリティビットを付加することによってデータ誤りを発見する方法です。
パリティビットを含めて1の数が偶数になるようにパリティビットを付加するのが
偶数パリティ
、奇数になるように付加するのが
奇数パリティ
です。
本問は奇数パリティですから、1のビット数が奇数であれば
p
は0、偶数であれば
p
は1です。このとき、選択肢
エ
の関係が成立します。
なお、偶数パリティであれば選択肢
ウ
の関係が成立します。