基本情報技術者試験 2003年度 = 平成15年度・春期 午前 問38

 システムの性能評価に関する指標のうち、主記憶の競合状態を最もよく表すものはどれか。

 ア 実行待ち時間  イ トランザクション応答時間
 ウ ページング発生頻度  エ メモリ使用率

解答

 ウ

解説

 ぺージング方式の仮想記憶システムでは、必要なページが主記憶域上に存在しないページフォールトが発生すると、不要なページを主記憶域から仮想記憶装置へ書き出すページアウトを行い、必要なページを仮想記憶装置から主記憶へ読み込むページインを行います。
 選択肢の“ページングの発生頻度”が、主記憶の競合状態を最もよく表しています。


BohYoh.comトップページへ