基本情報技術者試験 2003年度 = 平成15年度・秋期 午前 問33

 スプーリングを行う目的はどれか。

 ア  コンピュータシステムの運転経過の情報を記録する。
 イ  物理レコードを意識することなく、論理レコード単位での処理を可能にする。
 ウ  補助記憶装置を用いて、実記憶よりも大きな仮想記憶を提供する。
 エ  補助記憶装置を用いて、低速の入出力を使用したときのシステムの処理効率を高める。

解答

 エ

解説

 コンピュータシステムの運転経過の情報をログファイルに記録する作業は、運用管理のもとに行われます。

 物理レコードを意識することなく、論理レコード単位での処理が可能となるのは、入出力管理の恩恵です。

 補助記憶装置を用いて、実記憶よりも大きな仮想記憶を提供するのは、記憶管理における仮想記憶の目的です。

 補助記憶装置を用いて、低速の入出力を使用したときのシステムの処理効率を高めるのが、スプーリングの目的です。


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