基本情報技術者試験 2003年度 = 平成15年度・秋期 午前 問40

 バーチャルリアリティの説明として、最も適切なものはどれか。

 ア  CGなどの技術を用いることによって、コンピュータ内に作る世界を、実際の世界であるかのように表現することである。
 イ  GUIの改善を目的として、画像を上から順次表示するのではなく、モザイク状の粗い画像をまず表示して、徐々に鮮明に表示することである。
 ウ  自動車や飛行機の設計に使われている風洞実験などを、コンピュータを使用して模擬実験し、想定した結果が得られるかどうかを試験することである。
 エ  人間がもっている認識や推論などの能力を、コンピュータでも可能にすることである。

解答

 ア

解説

 CGなどの技術を用いることによって、コンピュータ内に作る世界を、実際の世界であるかのように表現することです。

 GUIの改善を目的として、画像を上から順次表示するのではなく、モザイク状の粗い画像をまず表示して、徐々に鮮明に表示するプログレッシブ表示は、インタレースGIFやプログレッシブJPEGなどで利用されています。

 自動車や飛行機の設計に使われている風洞実験などを、コンピュータを使用して模擬実験し、想定した結果が得られるかどうかを試験するのは、シミュレーションです。

 人間がもっている認識や推論などの能力をコンピュータでも可能にすることは、人工知能の目的です。


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