基本情報技術者試験 2004年度 = 平成16年度・春期 午前 問65

 LANにおける媒体アクセス制御方式のうち、伝送媒体上でのデータフレーム衝突を検出する機能をもつ方式はどれか。

ア CSMA/CA イ CSMA/CD
ウ トークンパッシングバス エ トークンパッシングリング

解答



解説

ア CSMA/CA(carrier sense multiple access with collision avoidance)
 搬送波検知多重アクセス(衝突回避)。1本のケーブルによる共通の伝送路でつなぐ主にバス型LANで利用されているデータ送信の制御方式です。パケットの送出時間間隔を調整して衝突を回避します。

イ CSMA/CD(carrier sense multiple access with collision detection)
 搬送波検知多重アクセス(衝突検出)。1本のケーブルによる共通の伝送路でつなぐ主にバス型LANで利用されているデータ送信の制御方式です。送信データを送った際に衝突を検知すると、送信を中断します。

ウ トークンパッシングバス
 バス型ネットワーク上にトークンが巡回しており、各ノードがフリートークンを受け取るまで通信ができません。

エ トークンパッシングリング
 リング型ネットワーク上にトークンが巡回しており、各ノードがフリートークンを受け取るまで通信ができません。


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