基本情報技術者試験 2004年度 = 平成16年度・秋期 午前 問42

 再帰的プログラムの特徴として、最も適切なものはどれか。

ア 一度実行した後、ロードし直さずに再び実行を繰り返しても、正しい結果が得られる。
イ 実行中に自分自身を呼び出すことができる。
ウ 主記憶上のどこのアドレスに配置しても、実行することができる。
エ 同時に複数のタスクが共有して実行しても、正しい結果が得られる。

解答



解説

ア リユーザブル(再使用可能)
 いったん主記憶にロードされたら、再ロードせずに実行できるプログラムの性質です。

イ リカーシブ(再帰的)
 関数や手続きなどのモジュールが、自分自身のモジュールを呼び出すことのできる性質です。

ウ リロケータブル(再配置可能)
 任意のアドレスに配置できるようになっているプログラムの性質です。

エ リエントラント(再入可能)
 実行中であっても、他のタスクから呼び出すことのできるプログラムの性質です。リアルタイムシステムにおいて、複数のタスクから並行して呼び出される共用ライブラリのプログラムに要求されます。


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