基本情報技術者試験 |
2005年度 = 平成17年度・春期 |
午前 |
問48 |
チェックディジットを利用する目的として、適切なものはどれか。
ア 数値項目へ入力したデータに、英字や記号が混入した誤りを検出する。
イ 入力したコードの値の誤りを検出する。
ウ 入力したコードのけた数の誤りを検出する。
エ 入力したデータ値が、定められた範囲内に収まっていない誤りを検出する。
イ
入力を誤って、不正なコードを入力してしまうと、システムの動作に影響を与えかねません。コードの誤りをチェックする方法の一つがチェックディジットを用いた方法です。モジュラス11などの計算方法によって得られた結果を商品コードなどの末尾に付加し、入力の誤りを入力データだけから発見できるようにします。
ア
数値項目へ入力したデータに英字や記号が混入した誤りを検出するのは、ニューメリックチェックという手法です。
イ
チェックディジットは、入力したコードの値の誤りを検出するために利用されます。
ウ
入力したコードのけた数の誤りなど、入力されたデータが期待される書式であるかどうかをチェックするのは、フォーマットチェックという手法です。
エ
入力したデータ値が、定められた範囲内に収まっていない誤りを検出するのは、リミットチェックという手法です。