基本情報技術者試験 2005年度 = 平成17年度・秋期 午前 問37

 デバッグツールとして用いるトレーサの説明として、適切なものはどれか。

ア 磁気テープファイルや磁気ディスクファイルなどの内容を出力する。
イ プログラムの実行中にエラーが発生したとき、メモリの内容を出力する。
ウ プログラムの特定の命令を実行するごとに、指定されたメモリの内容を出力する。
エ プログラムの命令の実行順序、実行結果などの履歴情報を出力する。

解答



解説

 磁気テープファイルや磁気ディスクファイルなどの内容を出力するのは、ダンプツールです。

 プログラムの実行中にエラーが発生したとき、メモリの内容を出力するのは、アベンド(abnormal end)障害におけるメモリダンプです。

 プログラムの特定の命令を実行するごとに、指定されたメモリの内容を出力するのは、スナップショットです。

 トレーサは、プログラムの命令の実行順序、実行結果などの履歴情報を出力します。


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