| 基本情報技術者試験 |
2006年度 ＝ 平成18年度・春期 |
午前 |
問58 |
項目ａ～ｆからなるレコードがある。このレコードの主キーは、項目ａとｂを組み合わせたものである。また、項目ｆは項目ｂによって特定できる。このレコードを第３正規形にしたものはどれか。
イ
正規化は、データベースの項目の意味内容とデータ項目間の関係を分析して、重複更新などの冗長さや矛盾がないデータを定義することであり、以下に示すように第１正規化、第２正規化、第３正規化の順に行って細分化します。
- ■ 第１正規化
- データ項目の中で繰り返している部分を分離し、独立したデータ項目の集まり（セグメント）にする。
- ■ 第２正規化
- キー以外のデータ項目の中でキーになり得るものを探し、キーになり得るものがあれば、そのデータ項目とそれに従属するデータ項目を分離する。
- ■ 第３正規化
- 現実の業務の使用目的に合うようにデータ項目間の関連性を分析し、データ項目の重複を最小限にする。
項目ｃ、ｄ、ｅ、ｆは、項目ａとｂを合わせた主キーに従属しています。また、項目ｆは、項目ｂだけで特定できます。よって、正解はイです。
