基本情報技術者試験 2008年度 = 平成20年度・秋期 午前 問26

 レーザプリンタの性能を表す指標として、最も適切なものはどれか。

ア 1インチ(2.54cm)当たりのドット数と1分間に印刷できるページ数
イ 1文字を印字するのに使われる縦横のドット数と1秒間に印字できる文字数
ウ 印字する行の間隔と1秒間に印字できる行数
エ 印字する文字の種類と1秒間に印字できる文字数

解答



解説

 レーザプリンタの性能を表す代表的な指標は、以下の二つです。
解像度(dpi)
1インチあたりのドット数。この値が高いほど文字や画像がきめ細かくなります。
印刷速度(ppm)
1分あたりの印刷枚数。この値が高いほど印刷速度が速くなります。
 1インチ(2.54 cm)当たりのドット数と1分間に印刷できるページ数は、レーザプリンタの性能を表す代表的な指標です。

 レーザプリンタは任意の大きさの文字の印刷が可能です。文字の大きさによって1文字を印字するのに使われる縦横のドット数は異なりますので、レーザプリンタの性能を表す指標とはなりません。

 レーザプリンタは任意の行間隔での印刷が可能です。したがって、印字する際の行間隔は、レーザプリンタの性能を表す指標とはなりません。

 レーザプリンタは任意の種類の文字の印刷が可能です。したがって、印刷する文字の種類は、レーザプリンタの性能を表す指標とはなりません。



BohYoh.comトップページへ