基本情報技術者試験 2010年度 = 平成22年度・春期 午前 問25

 二つの安定状態をもつ回路で、SRAMの記憶セルに使用される順序回路の基本構成要素はどれか。

ア ANDゲート イ 加算器
ウ キャパシタ エ フリップフロップ

解答



解説

ア NANDゲート
 NANDゲートは、否定論理積を実装した論理回路であり、情報の保持を行えない組合せ回路です。

イ 加算器
 加算器は、二つの入力値から出力を一意に決定する組合せ回路です。

ウ キャパシタ
 キャパシタ(コンデンサ)は、静電容量によって電荷(電気エネルギー)を蓄えたり、放出したりする受動素子です。

エ フリップフロップ
 フリップフロップは、二つの安定状態をもつ順序回路です。順序回路の基本構成要素であり、SRAMの記憶セルに使用されます。



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