基本情報技術者試験 |
2010年度 = 平成22年度・秋期 |
午前 |
問20 |
2台のCPUからなるシステムがあり、使用中でないCPUは、実行要求のあったタスクに割り当てられるようになっている。このシステムで、二つのタスクA、Bを実行する際、それらのタスクは共通の資源Rを排他的に使用する。それぞれのタスクA、BのCPU使用時間、資源Rの使用時間と実行順序は図に示すとおりである。二つのタスクの実行を同時に開始した場合、二つのタスクの処理が完了するまでの時間は何ミリ秒か。ここで、タスクA、Bを開始した時点では、CPU、資源Rともに空いているものとする。
イ
2台のCPUからなるシステムがあり、使用中でないCPUは、実行要求のあったタスクに割り当てられるようになっていますので、タスクは同時にCPUを利用できます。
ただし、共通の資源Rは排他的に利用しますから、二つのタスクが同時に利用することはできません。
タイムチャートは、下図のようになり、二つのタスクの処理が完了するまでの時間は140ミリ秒となります。