基本情報技術者試験 2012年度 = 平成24年度・春期 午前 問46

 オブジェクト指向プログラミングの特徴はどれか。

ア オブジェクトが相互にメッセージを送ることによって、協調して動作し、プログラム全体の機能を実現する。
イ オブジェクトの外部からオブジェクトの内部のデータを直接変更できるので、自由度が高い。
ウ 下位クラスは上位クラスの機能や性質を引き継ぐので、下位クラスに必要な性質は全て上位クラスに含まれる。
エ 個々のオブジェクトが使用するデータ(属性)は、あらかじめデータ辞書に登録しておく。

解答



解説

 オブジェクト指向プログラミングの特徴の一つが、オブジェクトが相互にメッセージを送ることによって、協調して動作し、プログラム全体の機能を実現することです。

 データとそれを操作する手続を一つにしてオブジェクトの内部に隠ぺいするカプセル化が行われているため、オブジェクトの内部のデータは、プオブジェクトの外部から直接変更できるようにはなっていません。

 下位クラスは上位クラスの機能や性質を引き継ぐことがでます。下位クラスに必要な性質が全て上位クラスに含まれるわけではありません。下位クラス特有の機能や性質は、下位クラスで独自に定義する必要があります。

 個々のオブジェクトが使用するデータ(属性)を、あらかじめデータ辞書に登録しておく必要はありません。


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