基本情報技術者試験 2012年度 = 平成24年度・秋期 午前 問49

 運用テストにおける検査内容として、適切なものはどれか。

ア 個々のソフトウェアユニットについて、仕様を満足していることを確認する。
イ ソフトウェア品目の中で使用しているアルゴリズムの妥当性を確認する。
ウ ソフトウェアユニット間のインタフェースが整合していることを確認する。
エ 利用者に提供するという視点で、システムが要求を満足していることを確認する。

解答



解説

 運用テストは、ユーザ部門が主体となり、実際に運用するときと同じ条件でテストをする、最終テストです。ユーザ部門が自らテストケースを設定し、実際に運用するときと同じ条件でテストを行い、システムが要求仕様を満たしているかどうかを検証します。開発したシステムをユーザ部門に受け入れてもらうためのテストなので、承認テスト、または受入れテストともいわれます。

 個々のソフトウェアユニットについて仕様を満足していることを確認するのは、単体テストでの検査内容です。

 ソフトウェア品目の中で使用しているアルゴリズムの妥当性を確認するのは、単体テストでの検査内容です。

 ソフトウェアユニット間のインタフェースが整合していることを確認するのは、結合テストでの検査内容です。

 利用者に提供するという視点でシステムが要求を満足していることを確認するのは、運用テストでの検査内容です。


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