基本情報技術者試験 2013年度 = 平成25年度・秋期 午前 問50

 トップダウン方式で結合テストを行うとき、特に必要となるものはどれか。

ア エミュレータ イ スタブ
ウ デバッガ エ ドライバ

解答



解説

 トップダウンテストは結合テストの方式であり、最上位モジュールから順にモジュールテストを行う方式です。モジュールのテストの際、下位モジュールが未完成の場合、スタブと呼ばれるテストモジュールを用意します。
 仮のモジュールであるスタブは、テスト対象のモジュールからの呼出し命令の条件に合わせて(厳密でなくても構いませんが)適当な値を返すなどの処理を行います。

ア エミュレータ
 プログラムの動作に必要となる環境を擬似的に作り出すソフトウェアです。

イ スタブ
 トップダウン形式でのプログラムのテストでは、作成したモジュールをテストするために、仮の下位モジュールであるスタブを用意して動作を確認します。

ウ デバッガ
 プログラムのバグへを取り除くためのデバッグ作業を支援するツールです。

エ ドライバ
 ボトムアップテストにおいて、被テストモジュールの上位モジュールの機能を代行するために用意するモジュールです。


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