基本情報技術者試験 |
2014年度 = 平成26年度・春期 |
午前 |
問47 |
オブジェクト指向に基づく開発では、オブジェクトの内部構造が変更されても利用者がその影響を受けないようにすることができ、それによってオブジェクトの利用者がオブジェクトの内部構造を知らなくてもよいようにすることができる。これを実現するための概念を表す用語はどれか。
ア カプセル化
| イ クラス化
| ウ 構造化
| エ モジュール化
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ア
カプセル化は、状態を表すデータと、振舞いを表すメソッドを一つにまとめ、オブジェクトの実装の詳細をユーザから隠蔽して見えなくすることです。オブジェクトの内部データ構造やメソッドの実装を変更しても、その影響をほかのオブジェクトに及ぼしにくくなるというメリットがあります。