基本情報技術者試験 2015年度 = 平成27年度・春期 午前 問7

 再入可能プログラムの特徴はどれか。

ア 主記憶上のどこのアドレスに配置しても、実行することができる。
イ 手続の内部から自分自身を呼び出すことができる。
ウ 必要な部分を補助記憶装置から読み込みながら動作する。主記憶領域の大きさに制限があるときに、有効な手法である。
エ 複数のタスクからの呼出しに対して、並行して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果を返す。

解答



解説

 再入可能は、実行中であっても、他のタスクから呼び出すことのできるプログラムの性質です。複数のプロセスから同時に呼び出されたときに、互いに干渉することなく並行して処理することができます。

 主記憶上のどこのアドレスに配置しても、実行することができるのは、再配置可能プログラムです。

 手続の内部から自分自身を呼び出すことができるのは、再帰的プログラムです。

 必要な部分を補助記憶装置から読み込みながら動作して、主記憶領域の大きさに制限があるときに有効な手法は、オーバレイです。

 複数のタスクからの呼出しに対して並行して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果を返すのが、再入可能プログラムです。



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