基本情報技術者試験 2019年度 = 平成31年度・春期 午前 問7

 次の流れ図は、2数A、Bの最大公約数を求めるユークリッドの互除法を、引き算の繰返しによって計算するものである。Aが876、Bが204 のとき、何回の比較で処理は終了するか。


ア 4 イ 9 ウ 10 エ 11

解答



解説

 流れ図を追っていくと、次のようになります。

[1] L(876)とS(204)を比較
     L>Sなので L(876) - S(204) → L(672)

[2] L(672)とS(204)を比較
     L>Sなので L(672) - S(204) → L(468)

[3] L(468)とS(204)を比較
     L>Sなので L(468) - S(204) → L(264)

[4] L(264)とS(204)を比較
     L>Sなので L(264) - S(204) → L(60)

[5] L(60)とS(204)を比較
     L<Sなので S(204) - L(60) → S(144)

[6] L(60)とS(144)を比較
     L<Sなので S(144) - L(60) → S(84)

[7] L(60)とS(84)を比較
     L<Sなので S(84) - L(60) → S(24)

[8] L(60)とS(24)を比較
     L>Sなので L(60) - S(24) → L(36)

[9] L(36)とS(24)を比較
     L>Sなので L(36) - S(24) → L(12)

[10] L(12)とS(24)を比較
     L<Sなので S(24) - L(12) → S(12)

[11] L(12)とS(12)を比較
     L=Sなので 終了


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