基本情報技術者試験 2019年度 = 令和1年度・秋期 午前 問48

 テストで使用するスタブ又はドライバの説明のうち、適切なものはどれか。

ア スタブは、テスト対象モジュールからの戻り値の表示・印刷を行う。
イ スタブは、テスト対象モジュールを呼び出すモジュールである。
ウ ドライバは、テスト対象モジュールから呼び出されるモジュールである。
エ ドライバは、引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す。

解答



解説

 トップダウンテストは結合テストの方式であり、最上位モジュールから順にモジュールテストを行う方式です。モジュールのテストの際、下位モジュールが未完成の場合、スタブと呼ばれるテストモジュールを用意します。
 ボトムアップテストは結合テストの方式であり、最下位モジュールから順にモジュールテストを行う方式です。下位モジュールをテストする際、その上位レベルのモジュールが未完成の場合、ドライバと呼ばれるテストモジュールを用意します。

 テスト対象モジュールからの戻り値を表示・印刷するのは、テスト対象モジュールの上位レベルに位置するドライバです。

 テスト対象モジュールを呼び出すのは、テスト対象モジュールの上位レベルに位置するドライバです。

 テスト対象モジュールから呼び出される、テスト対象モジュールの下位レベルに位置するスタブです。

 ドライバは、テスト対象モジュールに引数を渡して呼び出します。


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