第1種情報処理技術者試験 |
1995年度 = 平成7年度 |
午前 |
問25 |
仮想記憶に関する記述として、正しいものはどれか。
ア 仮想記憶における動的アドレス変換機構とは、プログラムの実行時に、命令で指定された論理アドレスを、ベースレジスタを使って主記憶上の物理アドレスに変換するメカニズムである。
イ セグメンテーション方式では、仮想記憶のアドレス空間を一定の大きさのセグメントと呼ぶ単位で管理する。
ウ 多重仮想記憶方式とは、仮想記憶が大きくなるとページテーブルが大きくなるので、これを避けるためにページテーブルを多段にすることで、その領域を減らす方式である。
エ ページング方式では、仮想記憶のアドレス空間を一定の大きさのページと呼ぶ単位で管理する。
オ 論理アドレス空間とは、プログラムに見えるアドレス空間で、現実の主記憶の大きさとは関係なく、プログラムごとに任意の大きさに設定できる。
エ
ア 仮想記憶における動的アドレス変換機構とは、プログラムの実行時に、論理アドレスを、セグメント表やページ表を使って主記憶上の物理アドレスに変換するメカニズムです。
イ セグメンテーション方式では、仮想記憶のアドレス空間を論理的な意味をもつ不定の大きさをもつセグメントと呼ぶ単位で管理します。
ウ 多重仮想記憶方式とは、複数ユーザの同時利用などを円滑に行うために、、複数の仮想記憶アドレス空間を存在させる方式です。
エ ページング方式では、仮想記憶のアドレス空間を一定の大きさのページと呼ぶ単位で管理します。
オ 仮想アドレス空間とは、プログラムに見えるアドレス空間で、現実の主記憶の大きさとは関係なく任意の大きさに設定できます。