第1種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度 午前 問22

 オペレーティングシステムに関する記述のうち、正しいものはどれか。

ア 実行中のプログラムを主記憶装置の異なった領域で実行するために、実行中に新たな絶対アドレスを割り当てる処理を、動的再配置という。
イ 主記憶の利用効率を向上させる一つの方法して、スワッピングがあり、主記憶から外部記憶へプログラムを移すことをスワップイン、その逆をスワップアウトという。
ウ 一つのプログラムのサブモジュールを複数のプロセッサ上で並列に実行することを、マルチプログラミングという。
エ プログラムの一部をユーザプログラムによって主記憶装置の中の同じ区域にロードし、実行することを、ダイナミックリンケージという。
オ リンカ(連係編集プログラム)が出力し、かつオペレーティングシステムのもとで実行可能なプログラムを、オブジェクトモジュールという。

解答



解説

 実行中のプログラムを主記憶装置の異なった領域で実行するために、実行中に新たな絶対アドレスを割り当てる処理を、動的再配置といいます。

 主記憶の利用効率を向上させる一つの方法して、スワッピングがあり、主記憶から外部記憶へプログラムを移すことをスワップアウト、その逆をスワップインという。

 一つのプログラムのサブモジュールを複数のプロセッサ上で並列に実行するのは、マルチプロセッサによる並列処理です。

 プログラムの一部をユーザプログラムによって主記憶装置の中の同じ区域にロードし、実行することを、オーバレイといいます。

 リンカ(連係編集プログラム)が出力し、かつオペレーティングシステムのもとで実行可能なプログラムを、ロードモジュールといいます。


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