| 第１種情報処理技術者試験 |
1996年度 ＝ 平成8年度 |
午前 |
問31 |
リンカ（連係編集プログラム）が持っていない機能はどれか。
ア 実行するプログラムを主記憶装置に配置する。
イ 主プログラム、サブプログラム間で共通に利用される変数などのアドレスを相互参照できるようにする。
ウ 複数の目的プログラムを一つのプログラムに編集する。
エ プログラム内部のアドレス参照先を決定する。
オ 目的プログラムが参照している標準サブルーチンをライブラリから探し出す。
ア
ソースプログラムをコンパイルした後は、以下の機能をもつ連係編集プログラム／リンカ（linkage editer／linker）によって、実行可能な形式であるロードモジュール（load module）へと変換します：
- 主プログラム、サブプログラム間で共通に利用される変数などのアドレスを相互参照できるようにする。
- 複数の目的プログラムを一つのプログラムに編集する。
- プログラム内部のアドレス参照先を決定する。
- 目的プログラムが参照している標準サブルーチンをライブラリから探し出す。
なお、実行するプログラムを主記憶装置に配置するのはローダです。
