第1種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度 午前 問68

 プログラム設計段階で行うデザインレビューに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア スパイラルモデルには向いていないが、ウォータフォールモデルには有効である。
イ 第三者がレビューするだけでなく、プログラム設計者もレビューに参画して、問題点を把握し、再設計できるようにすべきである。
ウ プログラム設計の進行状況に依存するので、開発スケジュールにはレビューの日程を明記しないのが普通である。
エ より詳細にレビューを行うために、ソースプログラムも対象とすべきである。
オ レビュー報告書は、レビューの結論よりも、むしろ議論の経緯を中心にまとめるべきである。

解答



解説

 デザインレビューは、設計上の誤りを早期に発見し、以降の工程に持ち込まないための技法です。

 スパイラルモデルにも、ウォータフォールモデルにも有効です。

 第三者がレビューするだけでなく、プログラム設計者もレビューに参画して、問題点を把握し、再設計できるようにすべきです。

 プログラム設計の進行状況に依存しますから、開発スケジュールにはレビューの日程を明記するのが普通です。

 設計時の段階では、まだソースプログラムは作成されていません。

 レビュー報告書は、検討した内容や対策を中心にまとめるべきです。


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