第1種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度 午前 問70

 モジュールのテストに関する記述のうち、正しいものを二つ選べ。

ア 各モジュールを別々にテストしてから、一度に結合してプログラム全体をテストする方法を、ビッグバンテストという。
イ 増加テスト(incremental test)よりも非増加テスト(non-incremental test)のほうが、早くエラーを発見することができて経済的に効率が良いとされている。
ウ トップダウンテストとボトムアップテストは、いずれも増加テストである。
エ トップダウンテストにはドライバが、ボトムアップテストにはスタブが、それぞれ必要である。
オ モジュールの内部構造や論理のテストを行うのがブラックボックステストである。

解答

ア・ウ

解説

 各モジュールを別々にテストしてから、一度に結合してプログラム全体をテストする方法を、ビッグバンテストといいます。

 追加されたモジュールを集中的にテストする増加テスト(incremental test)は、全体をテストする非増加テスト(non-incremental test)よりも、早くエラーを発見することができて経済的に効率が良いとされています。

 トップダウンテストとボトムアップテストは、いずれも増加テストです。

 トップダウンテストにはスタブが、ボトムアップテストにはドライバが、それぞれ必要です。

 モジュールの内部構造や論理のテストを行うのがホワイトボックステストです。


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