第1種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度 |
午前 |
問16 |
バイポーラプロセッサと比較した場合のCMOSプロセッサの特徴として、正しいものはどれか。
ア 高速な演算が可能である。
イ 集積度を高めることが可能である。
ウ 静電気への耐性が高い。
エ 電源からの雑音の影響を受けやすい。
イ
CMOS(complementary metal oxide semiconductor)は、素子の動作は比較的遅いものの集積度を高めることが可能なので、プロセッサや周辺の回路を1個のチップに搭載した大規模LSIを安価に製造でき、プロセッサの主流として広く使用されている半導体です。
したがって、選択肢イの『集積度を高めることが可能である。』が正解です。なお、選択肢アとエはバイポーラプロセッサの特徴です。