第1種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度 |
午前 |
問60 |
ジャクソン法(JSP)に関する記述のうち、正しいものはどれか。
ア 正規化の手法を基にしたデータモデリング手法である。
イ データフローダイアグラムとE-R法ダイアグラムを作成する。
ウ 入出力データのデータ構造を連接、選択、繰返しで表す。
エ プログラムを、データと操作のカプセルとしてとらえる。
ウ
モジュール分割技法は、データの流れに着目するか、構造に着目するかで大きく2種類に分けることができます。
- データの流れに着目した分割技法
- 源泉/分割/吸収分割法(STS法)
- トランザクション分割法(TR法)
- 共通分割法
- データ構造に着目した分割技法
ジャクソン法は、モジュールの構造を入出力データの構造に対応させて、モジュール設計を行う方法です。データ構造とプログラムのいずれもが、基本・連続・繰返し・選択の三つの基本構造の組合せとして構成されます。Jacksonによって提唱されました。