第1種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度 |
午前 |
問63 |
現システムに代わる新システム構築のための分析段階で、データフローダイアグラムを作成する際の適切な順番はどれか。
ア 現物理モデル → 現論理モデル → 新物理モデル → 新論理モデル
イ 現物理モデル → 現論理モデル → 新論理モデル → 新物理モデル
ウ 現論理モデル → 現物理モデル → 新物理モデル → 新論理モデル
エ 現論理モデル → 現物理モデル → 新論理モデル → 新物理モデル
イ
現システムに代わる新システム構築のための分析段階において、データフローダイアグラムを作成する際の手順は、次のようになります。
- Step 1 現物理モデルの作成
- 現システムがどのように作られているかを明確にします。現システムのデータの流れを、部門名、場所、組織、サービス窓口、担当者氏名、装置などを含めて表現します。
- Step 2 現論理モデルの作成
- 現物理モデルから、物理的な属性を取り除いた現論理モデルを作成し、必要な機能や作業を表現します。
- Step 3 新論理モデルの作成
- 現論理モデルに対して、修正や変更を加えて、新論理モデルを作成します。
- Step 4 新物理モデルの作成
- 現論理モデルに対して、実際のシステム稼働に必要な情報や条件を追加します。マンマシンインタフェースを考慮しながら、物理的な情報を付加して新物理モデルを作成します。