第1種情報処理技術者試験 |
1997年度 = 平成9年度 |
午前 |
問73 |
SGMLの説明として、正しいものはどれか。
ア 英文の文書の構造を表現するために用い、和文の場合には適さない。
イ 標準化の対象として印刷用制御コードが含まれている。これによってプリンタのハードウェアが標準化される。
ウ 文書を構造化するための言語の一つで、<title>といったタグを付けて文書の構造を表現する。
エ 文字の大きさや段組などのレイアウト(割付け)を標準化するための言語である。
ウ
SGML(Standard Generalized Markup Language)は、電子文書標準化のための、汎用マークアップ言語です。手続き型ではなく記述型であり、DTD(Document Type Definition)を取り入れた最初の言語です。文書のタイトルや注釈、重要な名箇所などにタグと呼ぶマークを付けることによって、複数の文書からタイトル一覧を作ったり、長い文書の中の重要箇所だけを検索したりすることができます。