第1種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度 午前 問30

 プログラム言語に関する記述のうち、正しいものはどれか。

ア オブジェクト指向言語であるSmalltalk-80では、すべてのデータはオブジェクトであり、また、すべての計算はオブジェクトにメッセージを送ることによって行われる。
イ 関数形言語であるLispでは、逆向き推論や、バックトラックというすべての処理の組合せを漏れなく実行するための機能が用意されている。
ウ 手続き型言語であるPascalでは、リストや2分木などの再帰的データ構造を直接的に定義する仕組みが用意されていて、自分自身のプログラムもリストで表現される。
エ 論理形言語であるPrologでは、基本的命令を単純に逐次的に実行するだけでなく、現在の変数の値に従って、命令の実行の仕方を変化させることができる。

解答



解説

 オブジェクト指向言語であるSmalltalk-80では、すべてのデータはオブジェクトであり、また、すべての計算はオブジェクトにメッセージを送ることによって行われます。
 関数形言語であるLispでは、リストや2分木などの再帰的データ構造を直接的に定義する仕組みが用意されていて、自分自身のプログラムもリストで表現されます。
 手続き型言語であるPascalでは、基本的命令を単純に逐次的に実行するだけでなく、現在の変数の値に従って、命令の実行の仕方を変化させることができます。
 論理形言語であるPrologでは、逆向き推論や、バックトラックというすべての処理の組合せを漏れなく実行するための機能が用意されています。

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