第1種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度 午前 問44

 関係モデルの特徴に関する記述のうち、正しいものはどれか。

ア 各行は、ある列の属性値順に格納されている。
イ 各列内のデータ要素はいろいろなデータ形式をもつことができる。例えば、発注日という属性値が年月を表すときに、データ形式としては文字列、数値、日付値が混在していてもよい。
ウ 一つの関係の中である属性集合を選ぶと、その値によって各行を一意に識別できる。この属性集合を、候補キー又はキーと呼ぶ。
エ 一つの関係の中では、各列は第1列、第2列といった順番で区別がつけられるので、属性名としては重複した(ユニークでない)名称をつけることができる。

解答



解説

 各行は、ある列の属性値順に格納されるのではなく、並びは自由です。

 各列内のデータ要素は同一のデータ形式でなければなりません。

 一つの関係の中である属性集合を選ぶと、その値によって各行を一意に識別できます。この属性集合を、候補キー又はキーと呼びます。

 一つの関係の中では、属性名で識別されますので、属性名として重複した(ユニークでない)名称をつけることはできません


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