第1種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度 午前 問64

 次の方式によって求められるチェックディジットの付加結果はどれか。ここで、データを7394、重み付け定数を1234、基数を11とする。
〔方式〕
(1) データと重み付け定数の各けたごとの積を求め、その和を求める。
(2) 和を基数で割って、余りを求める。
(3) 基数から余りを減じ、その結果の1の位をチェックディジットとしてデータの後に付加する。

ア 73940 イ 73941 ウ 74944 エ 73947

解答



解説

 入力を誤って、不正なコードを入力してしまうと、システムの動作に影響を与えかねません。コードの誤りをチェックする方法の一つがチェックディジットを用いた方法です。
 本問での検査文字を計算しましょう。
 (1) 7394の先頭から各桁に、4,3,2,1の重みをかけた値の和を求めると、
     (7 * 4) + (3 * 3) + (9 * 2) + (4 * 1) = 56
   となります。
 (2) 56を11で割った余りは1となります。
 (3) 7394の後ろに11-1すなわち0を付け加えて73940となります。


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