第1種情報処理技術者試験 |
1998年度 = 平成10年度 |
午前 |
問66 |
帳票1ページごとに、ヘッダと最大30件分のレコードを出力するプログラムがある。出力するレコード件数について限界値分析法を用いる場合、テストケースとして設定する入力レコード件数の組合せのうち、最も適切なものはどれか。
ア 0,1,29,30,31,59,60,61
イ 0,10,20,30,40,50,60,70
ウ 0,30,60,90,120,150,180,210
エ 0,30,300,3000,16383,16384,32767,32768
ア
テストを行う際は、事前にテストケースを設定し、その入力データに対する結果を準備しておく必要があります。
限界値分析は、有効同値クラスの境界値をテストデータとして分析する方法です。たとえば、最大値と最小値および、それらを一つ超えた値をテストデータとして利用します。
本問の場合、1ページに30件分のレコードを出力しますから、0件、30件、60件…とその前後のデータ件数をテストデータとして用意すればよいことになります。