第1種情報処理技術者試験 |
1998年度 = 平成10年度 |
午前 |
問67 |
ウォークスルーによるレビューの実施方法として、適切なものはどれか。
ア 細かな問題もしっかり指摘できるよう、1日かけてレビューを実施した。
イ ソースコードのレビューでは実施したが、機能仕様書のレビューでは効果が小さいので実施しなかった。
ウ チームのメンバに管理職を加え、レビューの場で一つ一つの問題を解決した。
エ 要求段階や設計段階の初期には、エンドユーザ(利用者)にも参加してもらい、レビューを実施した。
エ
ウォークスルーは、設計上の誤りを早期に発見することを目的として、各設計の終了時点で作成者と複数の関係者が設計書をレビューする方法です。問題点の検出に専念して進め、終了後に解決策を検討します。
ア レビュー参加者に事前に資料を配布するなどして、短時間で効率よく行うべきです。
イ 機能仕様書は、外部からも分かりやすくレビューの効果が期待できます。
ウ メンバーは対等である方が好ましいため、通常は、管理職を加えずにレビューを行います。
エ 要求段階や設計段階の初期には、エンドユーザ(利用者)にも参加してもらうと、効果的なレビューが期待できます。