第1種情報処理技術者試験 |
1998年度 = 平成10年度 |
午前 |
問78 |
プロセッサと入出力チャネルで構成されるシステムで、表に示すジョブA、B、Cを実行した。すべてのジョブが実行されるまでのプロセッサ及び入出力チャネル使用率として、正しいものはどれか。ここで、ジョブA、B、Cはシステムの動作開始時点ではいずれも実行可能状態にあり、この順序で実行される。入出力チャネルは、入出力要求を発生順に処理する。ジョブA、B、Cとも、プロセッサの処理を終了した後、入出力チャネルの処理を実行する。
単位 秒
ジョブ
| プロセッサの処理時間
| 入出力チャネルの処理時間
|
A | 35 | 10 |
B | 20 | 20 |
C | 5 | 25 |
| プロセッサ使用率
| 入出力チャネル使用率
|
ア
| 0.52 | 0.48
|
イ
| 0.60 | 0.55
|
ウ
| 0.75 | 0.69
|
エ
| 1.00 | 0.92
|
イ
問題の指示通りにタイムチャートを書くと次のようになります。
すべての処理が終了するまでの時間は100秒です。したがって、次のように利用効率を求めることができます。
- プロセッサ使用率
- (35 + 20 + 5) / 100 = 0.6
- 入出力チャネル使用率
- (10 + 20 + 25) / 100 = 0.55