第1種情報処理技術者試験 |
1999年度 = 平成11年度 |
午前 |
問2 |
関数KIRISUTEは、小数点以下1けたの実数が引数として渡され、その小数部分を切り捨てて整数を返す。次の記述中のa、bに当てはまる数値の正しい組合せはどれか。ここで、rは小数点以下1けたの実数とする。
四捨五入を行うには、KIRISUTE(r + a )とすればよい。
切上げを行うには、KIRISUTE(r + b )とすればよい。
| a
| b
|
ア
| 0.4
| 0.9
|
イ
| 0.4
| 1.0
|
ウ
| 0.5
| 0.9
|
エ
| 0.5
| 1.0
|
イ
■実数値Xの小数点1けたを四捨五入するには、以下のようにします。
Xの小数部が.499 → 切捨て
Xの小数部が.500 → 切上げ
このことから、KIRISTE(X + 0.4)とすればよいことが分かります。
■実数値Xの小数点1けたを切り上げるには、以下のようにします。
Xの小数部が.0 → そのまま
Xの小数部が.001 → 切上げ
このことから、KIRISTE(X + 1.0)とすればよいことが分かります。