第1種情報処理技術者試験 1999年度 = 平成11年度 午前 問31

 HDLC手順において、フレームの伝送誤り検出方式として用いられるものはどれか。

ア CRC方式 イ 群計数方式
ウ 垂直パリティ方式 エ 水平パリティ方式

解答



解説

 伝送制御手順の一方式であるハイレベルデータリンク制御手順HDLCHigh-level Data Link Control)は、ベーシック手順に比べて優れており、次のような特徴があります。  HDLC方式で採用されているのは、16ビットの巡回冗長検査方式CRCCyclic Redundacy Check)です。アドレス部、制御部、情報部を対象に、生成多項式
   X16 + X12 + X5 + 1
を用いて、フレームチェックシーケンスFCSFrame Check Sequence)を計算します。なお、高度な信頼性が要求される場合の拡張仕様として32ビットを使用することもあります。


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