第1種情報処理技術者試験 1999年度 = 平成11年度 午前 問46

 データベースのガベージコレクションに関する記述として、適切なものはどれか。

ア データベースの更新中に、ハードウェア、OS、又はDBMSの障害によるシステムダウンが発生したときに行う。
イ データベースの利用法が変化し、データ構造の変更が必要となったときに行う。
ウ データベースヘのデータの追加、削除、更新が繰り返され、データベースの格納効率が低下したときに行う。
エ データベースを格納するディスク装置の障害が発生したときに行う。

解答



解説

 データベースヘのデータの追加、削除、更新が繰り返されると、データベースが格納されていない領域の割合が増加します。ガーベジコレクションは、それらの領域を再利用できるようにすることです。

 データベースの更新中に、ハードウェア、OS、又はDBMSの障害によるシステムダウンが発生したときに行うのは、ロールバックによる復旧です。

 データベースの利用法が変化し、データ構造の変更が必要となったときに行うのは、再構成です。

 ガーベジコレクションは、データベースヘのデータの追加、削除、更新が繰り返され、データベースの格納効率が低下したときに行います。

 データベースを格納するディスク装置の障害が発生したときに行うのは、ロールフォワードによる復旧です。


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