第1種情報処理技術者試験 |
1999年度 = 平成11年度 |
午前 |
問99 |
リアルタイムOSにおけるタスクの優先順位に関する記述として、正しいものはどれか。
ア I/Oの完了やタイマの完了、タスク間の連絡など異なったイベントで待ち状態になったタスクが複数ある場合、タスクは優先順位に従って実行可能状態になる。
イ システムのデバイスドライバからI/Oの完了を通知されたタスクは、優先順位に関係なく一定時間実行状態になる。
ウ セマフォを使用して共有資源を占有していても、優先順位の高いタスクが同じ資源を要求すると、優先順位の低いタスクは資源の占有を解かれてしまう。
エ 優先順位の低いタスクは、長い時間実行可能状態にあっても、優先順位のより高いタスクが実行状態にある間は実行状態になれない。
ア
リアルタイムOSでは、何よりも優先順位の高いタスクが優先的に実行されます。