第1種情報処理技術者試験 |
2000年度 = 平成12年度 |
午前 |
問19 |
入出力制御方式に関するa~cの記述と用語の適切な組合せはどれか。
a プロセッサのレジスタを経由して、主記憶装置と入出力装置の間でデータ転送を行う方式である。
b プロセッサを介さずに、システムバスなどに接続されたデータ転送専用のハードウェアによって、主記憶装置と入出力装置の間で直接転送を行う方式である。
c bの一方式であり、入出力専用のハードウェアがデータ転送制御のためのプログラムを主記憶から自律的に読み出して入出力装置を制御することによって、並行処理の度合いを高めることができる。
| a | b | c
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ア
| パイプライン制御方式 | DMA制御方式 | チャネル制御方式
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イ
| パイプライン制御方式 | チャネル制御方式 | DMA制御方式
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ウ
| プログラム制御方式 | DMA制御方式 | チャネル制御方式
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エ
| プログラム制御方式 | チャネル制御方式 | DMA制御方式
|
ウ
プログラム制御方式
プロセッサのレジスタを経由して、主記憶装置と入出力装置の間でデータ転送を行います。
DMA制御方式
プロセッサを介さずに、システムバスなどに接続されたデータ転送専用のハードウェアによって、主記憶装置と入出力装置の間で直接転送を行う方式です。
チャネル制御方式
DMA制御方式の一方式であり、入出力専用のハードウェアがデータ転送制御のためのプログラムを主記憶から自律的に読み出して入出力装置を制御することによって、並行処理の度合いを高めることができます。