第1種情報処理技術者試験 |
2000年度 = 平成12年度 |
午前 |
問37 |
ATM交換機に関する記述として、適切なものはどれか。
ア 事業所などの限られた範囲の構内に設置された内線電話機相互間の接続や、加入者電話回線と内線電話機との接続に用いる構内交換装置の総称である。
イ データをセルと呼ばれる固定長のブロックに分割し、各セルにあて先情報を含むヘッダを付加することによって、種々のデータを統一的に扱う装置である。
ウ データをブロック化された単位に区切り転送する蓄積型の交換機である。交換処理はソフトウェア処理で実現されるので、伝送速度は数十kビット/秒程度までである。
エ フレームと呼ばれる単位に区切られたデータを交換する。交換機では伝送エラーに対する再送を行わないので、ネットワーク内の処理を高速化できる装置である。
イ
ATM(asynchronous transfer mode)=非同期通信モードは、データを一定量のブロックであるセルに分割した伝送を行います。大容量のデータ転送を効率よく行います。
ア 事業所などの限られた範囲の構内に設置された内線電話機相互間の接続や、加入者電話回線と内線電話機との接続に用いる構内交換装置の総称は、PBX(private branch exchange)です。
イ ATM交換機は、データをセルと呼ばれる固定長のブロックに分割し、各セルにあて先情報を含むヘッダを付加することによって、種々のデータを統一的に扱う装置です。
ウ データをブロック化された単位に区切り転送する蓄積型の交換機である。交換処理はソフトウェア処理で実現されるので、伝送速度は数十kビット/秒程度までであるのは、パケット交換機です。
エ フレームと呼ばれる単位に区切られたデータを交換する。交換機では伝送エラーに対する再送を行わないので、ネットワーク内の処理を高速化できる装置は、フレームリレーです。