第1種情報処理技術者試験 2000年度 = 平成12年度 午前 問49

 DBMSにおける整合性制約機能のうち、参照制約について記述したものはどれか。

ア 追加、更新及び削除時に、関連する表の外部キーと対応する主キーの間で不一致が発生しないようにする。
イ データベース中のある項目を更新するとき、その項目が取り得る値かどうかを検証する。
ウ データベース中の項目のデータ型に関する条件、文字、数字、けた数などを検証する。
エ ネットワークデータベースにおける親子集合において、子レコードを存在可能とするために、対応する親レコードを自動的に生成する。

解答



解説

 データベースの参照制約は、外部キーが、参照する表の主キーでなければならないとい制約です。

 追加、更新及び削除時に、関連する表の外部キーと対応する主キーの間で不一致が発生しないようにするのが、参照制約です。

 データベース中のある項目を更新するとき、その項目が取り得る値かどうかを検証するのは、検査制約です。

 データベース中の項目のデータ型に関する条件、文字、数字、けた数などを検証するのは、定義制約です。

 ネットワークデータベースにおける親子集合において、子レコードを存在可能とするために、対応する親レコードを自軌的に生成するのは、存在制約です。


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