ソフトウェア開発技術者試験 |
2001年度 = 平成13年度 |
午前 |
問18 |
プロセッサの高速化技法の一つとして、コンパイルの段階で同時に実行可能な複数の動作をまとめて一つの複合命令とし、CPI(Cycles Per Instruction)低減を図る方式はどれか。
ア MIMD
| イ RISC
| ウ SCSI
| エ VLIW
|
エ
ア MIMD(multiple instruction multiple data)
複数の命令で複数のデータに対して同時に処理を行う方式です。
イ RISC(reduced instruction set computer)
命令セットを使用頻度の高い基本命令に限定して制御のための回路を簡単にし、更にパイプライン処理が有効に働くように命令語長をできるだけ統一することで、命令の処理時間の短縮を図った処理装置のアーキテクチャです。
ウ SCSI(small computer system interface)
主として高速なハードディスクや光磁気ディスクなどの接続利用されるパラレルインタフェースです。
エ VLIW(very long instruction word)
コンパイルの段階で同時に実行可能な複数の動作をまとめて一つの複合命令とし、CPI低減を図る方式です。