ソフトウェア開発技術者試験 2001年度 = 平成13年度 午前 問26

 リアルタイムOSのプリエンプションの記述として、適切なものはどれか。

ア 一定時間ごとに実行中のタスクを中断して、別の実行可能なタスクを実行する。
イ 実行中のタスクが終了または待ち状態になった場合、別の実行可能なタスクを実行する。
ウ 実行中のタスクよりも優先順位の高いタスクが実行可能状態になった場合、実行中のタスクを中断してその優先順位の高いタスクを実行する。
エ 優先順位の高いタスクが優先順位の低いタスクの終了を待っている場合、優先順位の低いタスクの優先順位を一時的に高くして実行する。

解答



解説

 ラウンドロビン方式では、一定時間ごとに実行中のタスクを中断して、別の実行可能なタスクを実行します。

 マルチプログラミングでは、実行中のタスクが終了または待ち状態になった場合、別の実行可能なタスクを実行します。

 プリエンプションは、実行中のタスクよりも優先順位の高いタスクが実行可能状態になった場合、実行中のタスクを中断してその優先順位の高いタスクを実行することです。

 エージングは、優先順位の高いタスクが優先順位の低いタスクの終了を待っている場合、優先順位の低いタスクの優先順位を一時的に高くして実行します。


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