ソフトウェア開発技術者試験 |
2001年度 = 平成13年度 |
午前 |
問32 |
デュアルシステムに関する説明として、適切なものはどれか。
ア 同じ処理を行うシステムを二重に用意し、それぞれの処理結果を照合することで処理の正しさを確認する。どちらかのシステムに障害が発生した場合は、他方だけの縮退運転によって処理を継続する。
イ オンライン処理を行う本番系のシステムと、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系システムを用意し、本番系に障害が発生した場合は、待機系にオンラインプログラムをロードし直した上でシステムを切り替え、オンライン処理を再起動する。
ウ 待機系のシステムに本番系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、本番系に障害が発生した場合は、待機系に即時切り替えて処理を続行する。
エ 一つのコンピュータ装置に、プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも、処理を継続する。
ア
ア 同じ処理を行うシステムを二重に用意し、それぞれの処理結果を照合することで処理の正しさを確認します。どちらかのシステムに障害が発生した場合は、他方だけの縮退運転によって処理を継続します。
イ オンライン処理を行う現用系の本番系と、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系システムを用意し、本番系に障害が発生した場合は、待機系にオンライン処理プログラムをロードし直した上でシステムを切り替え、オンライン処理を再起動のは、デュプレックスシステムです。
ウ 待機系のシステムに本番系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、本番系に障害が発生した場合は、待機系に即時切り替えて処理を続行するのは、ホットスタンバイです。
エ 一つのコンピュータ装置に、プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも処理を継続するのは、フォールトトレラントシステムの一方式です。