ソフトウェア開発技術者試験 |
2001年度 = 平成13年度 |
午前 |
問49 |
ソフトウェアの要求分析に関する記述のうち、事象応答分析の説明として適切なものはどれか。
ア 外界の事象に応じて、時間の流れともにシステムが応答するという一連の動作を分析するための方法である。
イ システムの改善案を検討する場合などに、ある事象について思いつく様々な着想を視覚的なイメージ図にまとめ、参加者がこの図を基に別の視点から立った新しい発想を生み出すことを支援するための方法である。
ウ システムの機能を入力データ及び出力データの両面から洗い出すための分析方法であり、四つの要素(データ、情報、機能、条件)の相互関係を定義する。
エ システムの対象をモデル化する際に、実体と関連によって、その構造を分析するための方法である。
イ
ア 事象応答分析は、外界の事象に応じて、時間の流れともにシステムが応答するという一連の動作を分析するための方法です。
イ システムの改善案を検討する場合などに、ある事象について思いつく様々な着想を視覚的なイメージ図にまとめ、参加者がこの図を基に別の視点から立った新しい発想を生み出すことを支援するための方法は、KJ法です。
ウ システムの機能を入力データ及び出力データの両面から洗い出すための分析方法であり、四つの要素(データ、情報、機能、条件)の相互関係を定義するのは、DFD(Data Flow Diagram)です。
エ システムの対象をモデル化する際に、実体と関連によって、その構造を分析するための方法は、E-R(Entity-Relationship)モデルです。