ソフトウェア開発技術者試験 2001年度 = 平成13年度 午前 問72

 次の関係“注文”の属性に①~⑦の関数従属性があるとき、主キー属性の組として正しいものはどれか。ここで、(A, B)という記述は、AとBの属性の組を表す。また、A → Cという記述は、CがAに関数従属していることを示す。

  関係“注文”
   (注文番号, 注文日, 顧客番号, 顧客名, 商品番号, 商品名, 数量, 金額)

  関数従属性
   ① 注文番号 → 注文日        ② 注文番号 → 顧客番号
   ③ 注文番号 → 顧客名        ④ 顧客番号 → 顧客名
   ⑤ (注文番号, 商品番号) → 数量   ⑥ (注文番号,商品番号) → 金額
   ⑦ 商品番号 → 商品名

ア (注文番号)
イ (注文番号,顧客番号)
ウ (注文番号,顧客番号,商品番号)
エ (注文番号,商品番号)

解答



解説

ア (注文番号)
 注文番号だけからは、数量、金額、商品名を関数決定できません。

イ (注文番号, 顧客番号)
 ②の“注文番号 → 顧客番号”が冗長です。

ウ (注文番号, 顧客番号, 商品番号)
 選択肢と同様に顧客番号が冗長です。

エ (注文番号, 商品番号)
 (注文番号, 商品番号)が決まると、その他の属性を関数決定できます。


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